長女が小学生になり、必要だと感じたのが「国語辞典」。
ずっといるのかいらないのか悩んでいましたが、「どうせ買うなら早めに買っちゃえ」と選びに選び、ようやく購入しました。
我が家が購入した国語辞典は、学研の「 新レインボー小学国語辞典 」です。
- 国語辞典を選ぶときのポイント
- 「新レインボー小学国語辞典」を選んだ理由
幼稚園の時から、
〇〇ってなーにー?
とよく聞かれていました。
ところが、小学生になってから質問してくる単語の難易度が急激に上がってきました。
ニュースで聞いた言葉、学校で聞いた言葉など気になる言葉が増えてきています。
これまでは聞かれる度に答えていましたが、どう答えていいんだろう…と悩む言葉を質問されるようになってきました。
そろそろ自分で分からないことを調べる力をつけてほしいと思い、国語辞典を導入することに決めました。
国語辞典はいる?
それはそうと、国語辞典って必要になるのはまだまだ先だと思っていました。
なんとなく、高学年くらい?
だから1年生から持ち始める、興味を持つということはとてもいいことだなと感心しています。
しかし、いざ買うとなるとどれ買っていいか分からない。
どんな国語辞典があるのか調べるために、実際に本屋さんに見に行ってきました。
そしたら、国語辞典の種類の多さにびっくり!
小学生向けとされている国語辞典だけでもたくさんあってどれを選んだらいいのか…
【国語辞典の選び方】求めた3つのポイント
とりあえず国語辞典を選ぶにあたり、私と娘が「これがあるといいな」と思ったポイントを整理して以下の3つにまとめてみました。
フルカラーであること
まずは、フルカラーであること。
娘にとって国語辞典が難しいものではなく、面白いものだという認識を持ってもらいたいため、読みやすいフルカラーの国語辞典がいいなと思いました。
私が学生の頃はモノクロ、たまに赤字が主流でしたが、今の国語辞典のほとんどはフルカラー仕様ですね。
最近の国語辞典は、イラストや写真もたくさん載っていてとても見やすいしおもしろいです。
新指導要領に対応していること
国語辞典を選ぶ上で1番大切かもしれません。
「生きる力」を育むために、10年ぶりに学習指導要領が改訂され、2020年度より実施されています。その新しい学習指導要領に対応した国語辞典を選ぼうと思いました。
指導要領が変わったくらいで何が違うの?
と思う人もいるかもしれませんが、学校は指導要領に沿って授業を進めていくため、とても重要な項目です。
例えば、小学校6年間で習う漢字が1,006文字から1,026字に増えています。
これは都道府県名で使う漢字を小学生で学ぶことになったからです。
具体的には、4年生で都道府県名に用いる漢字 25 字を習うことになります。
- 新たに加えた漢字 20字
茨、媛、岡、潟、岐、熊、香、佐、埼、崎、滋、鹿、縄、井、沖、栃、奈、梨、 阪、阜 - 今まで5年生で習っていた漢字 4字
賀、群、徳、富 - 今まで6年生に配当されていた漢字 1字
城
4年生が大変そうと感じますが、4年生の負担を配慮して、今まで4年生で習っていた漢字の一部は他の学年に割り当てられています。
今挙げた例は一部ですので、興味がある方は小学生学習指導要領に目を通して見てください。
また、新学習指導要領では、語彙力を豊かにすることが重要であると書かれています。
語彙力を増やすことを意識した国語辞典が増えていきそうですね。
安いからといって、改定前の中古の国語辞典は購入しない方が子どもの学習にもよさそうですね。
ワイド版であること
そして、最後に国語辞典の大きさです。
国語辞典の大きさは、好みと使用場所によって人それぞれ求めるものが違うと思います。
学校や塾などで使用する・持っていきたいなど、持ち運ぶ機会が多い子には小型(B6)版の国語辞典がぴったりだと思います。
我が家の娘は、
大きい方が見やすい!大きい方がいい!
と言うので、ワイド(A5)版がある国語辞典を探すことにしました。
候補に上がった国語辞典
以上3つのポイントを踏まえて、娘が気に入る国語辞典を探すことにしました。
本屋さんで見ていた国語辞典は、大体フルカラーで新指導要領対応の国語辞典でした。
そうなると、あとは好みで選んでしまってもいいかなと思いました。
実際にいろいろな国語辞典を見てみると、同じようで中身をよく読んでみるとちょっとずつ違います。
お時間がある方やじっくり吟味したい方は、よく読んでみると自分(子ども)の好みの国語辞典が見つかると思います。
同じ語句を調べてみるだけでも、それぞれ解説が違います。
自分なりにしっくりきた解説を選ぶのもよし、単純に国語辞典のデザインで選ぶのもよしです。
私と娘が最後の最後まで迷ったのが、学研「新レインボー小学国語辞典」と小学館「例解学習国語辞典」の2つです。
ちなみに、学研「新レインボー小学国語辞典」はディズニーコラボもあります。
小学館「例解学習国語辞典」はおなじみドラえもんコラボです。
好きなキャラクターで選んでも学習意欲につながりそうですね。
ただキャラクターコラボの国語辞典はともに小型版しかありません。
そのため、我が家の候補からは外れました。残念。
結局、学研と小学館の国語辞典ならどちらでもよかったですが、学研の新レインボー小学国語辞典のワイド版にしました。
ではなぜ、新レインボー小学国語辞典を選んだのか。
その理由を紹介します。
我が家の国語辞典【新レインボー国語辞典】の好きなところ
ここからはかなり個人的な感想になってきます。
私と娘はこう感じたというのもまとめてみたので参考になれば嬉しいです。
ページの色使い
まず、子どもがページの色使いがこちらの方が好みだったそうです。
たしかにぱっと見た感じカラフルで見やすい。
国語辞典に使われている紙
また、新レインボー小学国語辞典に使われている紙が私自身(親)の好みでした。
小学館「例解学習国語辞典」の紙の色が少しクリーム色っぽいのに対し、学研「新レインボー小学国語辞典」の紙は白い。
白くて見やすい気がする。
でもクリーム色っぽい方が目には優しいのかな?
あと、新レインボーの方がページが厚い気がする。
ページをめくっていてめくりやすいと感じました。
学研のHPをみてみると、紙にもこだわりがあるとかいてあります。
見えにくいところもこだわりがあるんですね。
■独自開発の紙はエコで高品質
地球環境へ配慮し、改訂版で使用している独自開発の紙はすべて、専用に植林されたパルプを使ってつくられています。
また、紙づくりに不可欠な水は、富士山山麓の水を使用しています。
水質が安定しているため、紙の品質が高いレベルで保たれます。
さらにこの水は何度も再利用したあとに、最後は浄化処理をしたうえで川に戻します。
エコで高品質。
学研の新レインボー辞典は、見えにくいところにもこだわっています。
漢字の配置
大きく違うと感じたのは、漢字の掲載場所です。
語句とともに、漢字も一緒に並んでいるのが小学館。
新レインボーは、巻末にまとめて漢字が載っています。
これは子どもにどっちの方が見やすいか、探しやすいかを聞いてみるといいと思います。
漢字辞典もチェックしてみると参考になる
今回、国語辞典とあわせて漢字辞典も購入する予定で、漢字辞典と出版社を揃えたいと考えていたため、漢字辞典もチェックしました。
漢字辞典も新レインボーの方のデザインを気に入ったため、新レインボーを選んでみました。
どうしても決められないという方は、漢字辞典もチェックしてみてくださいね。
以上、我が家の国語辞典選びでした。
お気に入りの一冊を選ぶことができて一安心です。