広島市の動物園といえば、安佐動物公園。
安佐動物園ではなく、「安佐動物公園」です。
通称、「アサズー」だそうです。
広島に住んでいた友達が「アサズー」と呼んでいました。
広島に引っ越してきて初めての来園です。
広島市の動物園と言っても、広島市の中心部にあるわけではなく、市街地から離れた山の方にあります。
2021年で開園50周年!
安佐動物公園は2021年9月1日で開園50周年を迎えます。
2021年8月には大雨の影響で安佐動物公園へ行くまでの道が通行止めになったり、緊急事態宣言で臨時休園になってしまったりと、残念なことが続いていますね。
営業が再開したら動物たちに会いに行きたいものですね。
絶滅危惧種のシフゾウに会える動物園
動物園って飼育されている動物がそれぞれ違うんですよね。
例えば、パンダ。
パンダに会える動物園ってなかなか限られていますよね。
安佐動物公園にも、珍しい動物が飼育されているのを知っていますか?
この安佐動物公園では、「シフゾウ」と「アフリカスイギュウ」いう動物がいます。
こちらが「シフゾウ」。
蹄がウシ、角がシカ、頭がウマ、体はロバに似ているんだけど、そのどれでもないことから「シフゾウ(四不像)」と呼ばれています。
このシフゾウは絶滅危惧種に指定されています。
2021年9月22日現在、国内では、多摩動物公園、熊本市動植物園、そして広島市の安佐動物公園の3施設でしか見ることができません。
以前には大森山動物園でも飼育されていましたが、繁殖させるために多摩動物公園に引っ越ししているようです。
そして、こちらが「アフリカスイギュウ」。
2021年9月22日現在、国内では、群馬サファリ、姫路セントラルパーク、そして広島市の安佐動物公園の3施設でしか見ることができません。
そんなシフゾウやアフリカスイギュウに会える安佐動物公園。
他の動物もたくさんいますので、前に行った様子を写真とともに紹介します。
園内マップのルート順にまわるのがおすすめ!
まずは、マップを入手しましょう。
アサズーのHPでも園内マップをチェックできます。
マップには矢印でルートが描かれているのでその順番にまわるとスムーズに回れます。
園内はアップダウンが激しいので、ベビーカーを持っていこうか悩まれている方は、迷わず持って行って下さい。
それか抱っこひもは必須ですよ。
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ゾーン1:エントランス
入口で出迎えてくれるのがヒヒとフラミンゴです。
ヒヒ山
園に入ると、まずは立派なヒヒ山が目に入ります。
このヒヒ山の裏側に入っていくと、ヒヒと綱引きができます。
いつもヒヒさんがいるわけではなさそうですが、タイミングよくヒヒがやってきてくれて綱引きができました。
子どもが持っている綱がガラスの向こう側とつながっていて、ヒヒが引っ張ってくれます。
子どものヒヒかな?小さめのヒヒが一緒に遊んでくれました。
フラミンゴ
その隣にはフラミンゴたち。
子どもにはこの片足立ちが不思議でたまらないみたい。
全部で4種類のフラミンゴが飼育されています。
鮮やかな色はベニイロフラミンゴ。
野生のベニイロフラミンゴはエサになる藍藻(らんそう)類の色素によるもので、動物園で飼育されているフラミンゴは綺麗な色を保つためエサに色素を混ぜて与えるようです。
ゾーン1:アフリカサバンナ
ここでは、アフリカのサバンナをイメージしておもに大型の草食動物が展示されています。
キリンやシマウマ、ゾウなど子どももよく知っている動物に会えます。
冒頭で触れた「アフリカスイギュウ」にも会えます。
キリン・ダチョウ
ちょうどキリンのお食事タイム。
キリンが大きすぎてダチョウが小さく見えます。
食べてばっかりで顔が見えないなと思ったら、ちらっと見せてくれました。
シマウマ
キリンの横にはシマウマがいました。
最初シマウマたちははるか向こうにいて全然見れず...諦めきれず、子どもたちが「おーい!」と声をかけ続けたら、大群でこっちにやってきてくれました。
偶然ですが、嬉しい!
ゾウ
ゾウさんもちょうどお食事タイムでした。
どの動物園に行ってもゾウっている気がするし、芸ができるし、頭がいいんだろうなと持っています。
タイに行った時もゾウに乗ったし、かしこい動物なんでしょうね。
クロサイ
子どもたちはあまりクロサイに興味がないかな?と思っていたけど、エサをひたすらむしゃむしゃ食べている姿が気になってずっと見ていました。
食べてるのか。寝ているのか。
アフリカスイギュウ
ここで、レア動物「アフリカスイギュウ」です。
こちらの写真はHPからお借りしてます。
どうして自分で撮った写真じゃないかというと、スイギュウがめちゃくちゃ遠くの方にいて豆粒のような写真しか撮れませんでした。
警戒されているのか。
せっかく近くで見れると思ったのに、シマウマのように近づいてくれません。
チーター
チーターはうろうろ...うろうろ...
あっち行ってはこっちに来てはを繰り返していますが、結構近くまで来てくれるので写真を撮りやすいです。
ゾーン3:類人猿とサル
ここにはチンパンジー、マンドリル、ブラッサグエノンという3種類のサルのなかまがいます。
チンパンジー
びっくりしたのはチンパンジーの人懐っこさ。
めちゃくちゃ近くまで来てくれます。
おしりかわいい。
次女も釘付けです。
ロープにぶら下がってずっとぶらぶらしていました。
それをずっと見守る1歳の次女。
お互いに似た者同士だからなのか、気になる存在ですね。
マンドリル・ブラッザモンキー
なかなか次に進んでくれない次女を抱えながら、隣に移動するとマンドリルがいます。
ここでもマンドリルたちが気になりすぎて張り付く次女(笑)
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ゾーン5:はちゅうるい館・リクガメ館
は虫類館では、ワニ・ヘビ・トカゲ・カメなどのは虫類がいます。
また、世界最大級の両生類であるオオサンショウウオも展示されていたのと、スタッフの方の説明がとても詳しくてとても勉強になりました。
夜行性の動物たちも見ることができます。
モモンガがかわいい。
リクガメ館の前には大きなトカゲ?のモデルがあります。
これは模型ですが、本物っぽくて次女が泣き叫ぶという(笑)
リクガメ館の中では、たくさんのカメが生活しています。
ゾーン4:ぴーちくパーク
ぴーちくパークでは動物と触れ合えるコーナーです。
小動物を中心に触れ合うことができて、子ども連れにおすすめです。
池の中を覗くと何が見えるかな?
ポニーと触れ合ったり、他にもインコやウサギ、カメ、ネズミなどたくさんの動物がいました。
ニワトリの卵の孵化の様子も観察でき、タイミングが良ければ産まれたばかりのひなを見ることができます。
ちょっとしたアスレチックもあり、遊ぶことができます。
ただ広いわけではないので、子どもたちで溢れています。
ご飯が食べられるところは?持ち込みは?
ゆったりまわると、開園と同時に入園して、ちょうどお昼の時間になりました。
ぴーちくパーク内にある軽食喫茶どんぐりでお昼休憩をはさみます。
軽食喫茶どんぐりのメニューはこちらから。
とても混んでいたので少し時間をずらすなどするとスムーズにご飯を食べることができると思います。
他にも白鳥池の横に食堂バクバクという食堂がありました。
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ゾーン6:日本・アジアの動物
ゾーン6では日本・アジアの動物を展示しています。
イノシシ、ツキノワグマ、タヌキ、キツネなど広島に住む身近な動物を見ることができます。
鬼滅の刃の伊之助の効果もあってか、イノシシが人気です。
伊之助ー!!と声をかけている子が何人もいました。
マレーバクなんかもいました。
大きな三角錐のネットの「大鳥舎」では、カモなど日本で見られる鳥を展示しています。
このへんはベンチも多くて休憩したりご飯を食べたりすることができるところが多いですね。
ゾーン7:西園の動物
ここのエリアからは坂道をずっとのぼっていくことになります。
タンチョウがいたり、
コウノトリなどの鳥や、カワウソやレッサーパンダ、ウサギなんかもいます。
ニホンカモシカにも会えます。
芝生広場もあり、レジャーシートを持ってきてピクニックすることも可能です。
休憩用のベンチも至る所にあるので、ちょっとした休憩にぴったりです。
シフゾウ
坂道を上りに上ったら、ようやくシフゾウとご対面です。
ここまでが本当に長いです。
シフゾウは山の一番上に展示されているので上までのぼらないと会えません。
絶対スニーカーを履いていく方がいいですよ。
絶滅危惧種にも指定されているシフゾウ。
もののけ姫のシシ神様に少し似てますね。
シフゾウの前には実物の角も展示されています。
180cmの夫と比べてもこんなに大きな角。
しかも重いんです。これ頭に付いてるって肩こりが半端なさそうです。
ゾーン8:肉食動物
ゾーン7の坂を下り、元の道まで戻ってきます。
最後にあるのは、肉食動物たちのエリアです。
肉食動物のネコ科と猛禽類のタカやフクロウたちがいます。
アムールトラ。
ガラス越しに見ることができます。
フクロウは寝ていて動かないかなと思っていましたが、バサバサ飛んでいる姿を見つけることができました。
動物の展示はゾーン8で終了です。
そのままルート通りに進むと、こんな大きなゴリラと写真を撮ることもできます。
あまりにも大きなゴリラなので、次女はビビりまくり。
小さい子に怖いかもしれませんね。
園内には公園もあり、遊ぶことができます。
でもルートの最後の方に公園があるため最終的にほとんどの人がここに来てるのか、人がたくさんいて混雑しています。
公園も通り過ぎて、最後はぐるっと回ってヒヒ山に戻ってきます。
ここから見るヒヒ山は見下ろす形で見やすいですね。
園内はとても広くて、遊び場所もたくさんあり、1日満喫できてしまいます。
広島に来たらアサズー。
是非行ってみてくださいね。