「読解力」をつけてほしい。
自分の子どもにそう思ったことはありませんか?
そもそも読解力って?
読解力とは、文章を読んでその内容を理解し、解釈する力です。また、他者とのコミュニケーションにおいて、相手の置かれている状況や感情、伝えたいことと把握し、理解する力も含まれます。
「読解力」を身に付けてほしいと思いながらもどうしたら身につくのかと常々悩んでいました。
悩んだきっかけ
我が家では市販のドリルを購入して、家庭内学習をしています。
学習記録は長女、次女それぞれにまとめていますので参考までに。
\ 長女の頑張り /
\ 次女の頑張り /
問題集の向き?不向き?
全国統一小学生テストなどでも、国語はかなりいい成績を記録してくる長女。
しかし、この問題集についてはことごとく間違えるわけです。
そんなに難しい内容だったのかな~レベル間違えたのかな~と思い、問題を読んでみても難易度は高くない。
どちらかというと、併用している他のワークや3年生までにこなしてきたドリルの方が、文章も長いし難しいように感じる。
内容を理解できていないのかと思い、一緒にワークに取り組んでみるが、内容は理解できているし、口頭なら正しく答えられる。
理解できるけど、表現できない。
ということは、「文字にする」というアウトプットができないのかもしれない。
よく間違える問題は決まって、「○字で抜き出して」「文中の言葉を使って」「○字以内に」「○○に続くように」という指示がありました。
そこで、「何を聞かれているか」には「波線」、「どのように答えるか」には「傍線」を引かせる作業を取り入れました。
インプット・アウトプットの大切さ
読解力を育てるためには、インプットだけでもアウトプットだけでも難しく、インプットとアウトプットのバランスが大事ですよね。
絵本や物語を読んであげることはインプットとしてはとても良いし、その後に「どんな話だった?」と聞くことでアウトプットを促すことができます。
これは子ども2人ともに実践してきましたが、今思えば少しアウトプットが足りなかったのかもしれません。
また、日常の中でも会話を大切にして、子どもが自分の言葉で思ったことを表現できる機会を作ってあげることが重要です。
例えば、買い物に行ったときに「これ、どう思う?」と聞くことで、自分の意見を言う練習になります。
インプットを継続しながら、アウトプットの量をもっと増やしていけたらいいなー
現時点の答え:ちょっとずつ積み上げていくことが大切なのかも
というわけで、最終的に、私がたどり着いた答えは「ちょっとずつ積み上げていくことが大切」。
毎日の小さな積み重ねが、子どもの読解力を育てていく。はず!!!
完璧を求めるのではなく、少しずつ進めていく。
そうすることで、自然と力がついていけばいいなと思っています。
これからも、子どもの読解力を育てるために、いろいろな方法を試して、いいものがあったら紹介していきます。
皆さんもぜひ、お家でできる読解力向上の工夫を見つけてみてくださいね~