iPhoneユーザー向け・AppleIDでファミリー共有して、子どものiPhoneと紐づけして管理する方法についてまとめました。
では、さっそく設定方法に行ってみましょう!
iPhoneユーザー向け:AppleIDでファミリー共有する
子どもがiPhoneをしている場合、iPhone同士で利用できる「ファミリー共有」を利用します。
親子のApple IDを「ファミリー」として登録し、保護者が子どものiPhoneを管理できるようにします。
手順1:子ども用のApple IDを作成する
まず、子ども用のApple IDを作成します。
13歳未満の子どもは自分でApple IDを作成することはできませんが、ファミリー共有を利用すると、保護者のiPhoneを使うと子ども用のApple IDを作成できるのです。
保護者のiPhoneを用意します。
「設定」画面の一番上の「ユーザー名」をタップすると、以下のような画面になります。
「ファミリー共有」タップすると、「メンバーを追加」と進み、子ども用のアカウントを作成できます。
子どもが13歳以上の場合は、子どものApple IDを入力して、同意を得た上でファミリーメンバーに設定することになります。
手順2:位置情報の共有の設定方法
Apple IDの共有ができたら、次は位置情報共有の設定方法です。
「設定」画面の「ファミリー共有」に進んで「位置情報の共有」を選択します。
これをすると、保護者(ファミリーの管理者)の位置情報が家族に共有されます。
その後、子どもが位置情報の共有を許可すると、家族全員で位置情報が共有されるように設定できます。
家族に居場所を知られたくない場合は、自分の位置位置情報の共有はOFFにしてくださいね!
iPhoneのデフォルトアプリでは入っている「探す」を使って、位置情報を共有します。
子どもが13歳以上で自分用のApple IDを持っていれば、ファミリー共有を使わずとも、「友達を探す」アプリ上で親と子どもそれぞれが位置情報の共有を許可すれば、お互いの位置情報を地図で確認できます。
手順3:こどものiPhoneを管理・制限する
iOS12以上のiPhone、iPad、iPod touchでは、スマホやアプリの使用時間の設定や、ウェブサイトの閲覧制限が行える「スクリーンタイム」という機能があります。
スクリーンタイムを使えば、iPhone、iPad、iPod touch でどのくらい時間を費やしているのかリアルタイムでまとめたレポートを確認できます。
また、子どものiPhoneなど管理しておきたいものについては制限をかけることもできます。
設定方法としては、大きく2つの方法になります。
- 子どものデバイスを直接設定する
- ファミリー共有を使って設定する
ファミリー共有を使って設定する
- 保護者のデバイスの「設定」→「スクリーンタイム」をタップする。
- 下にスクロールして、「ファミリー」で子どもの名前を選択する。
- 「スクリーンタイムをオンにする」→「続ける」をタップする。
- 「休止時間」「App 使用時間の制限」「コンテンツとプライバシー」で、制限をすべて設定する。
- 「スクリーンタイム・パスコードを使用」を選択し、入力画面にパスコードを入力する。確認のため、パスコードをもう一度入力する。
- Apple ID とパスワードを入力する。
※スクリーンタイムのパスコードを忘れた場合は、この情報を使ってリセット可能。
子どものiPhoneを直接設定する(ファミリー共有を使わない)
先ほど紹介したファミリー共有を使わずに制限をかける方法です。
- 子どものデバイスの「設定」→「スクリーンタイム」をタップする。
- 「スクリーンタイムをオンにする」→「続ける」をタップする。
- 「これは子供用の [デバイス] です」をタップする。
- 「休止時間」「App 使用時間の制限」「コンテンツとプライバシー」で、制限をすべて設定する。
- 「スクリーンタイム・パスコードを使用」を選択し、入力画面にパスコードを入力する。
確認のため、パスコードをもう一度入力する。 - Apple ID とパスワードを入力する。
※スクリーンタイムのパスコードを忘れた場合は、この情報を使ってリセット可能。
まとめ
これで子どものスマホを管理することができます。
限られた機能しか使えないキッズスマホより自由度が高くて、年齢が上がってキッズスマホで物足りなくなったなどの理由でわざわざ買いなおしもする必要もなくなります。