赤ちゃんの原因不明のギャン泣きで悩んでいませんか?
- 機嫌が悪い
- 唸る
- 授乳のたびに吐く
- お腹がパンパンに膨れている
などの症状が出ている赤ちゃんは、【過飲症候群(かいんしょうこうぐん)】かもしれません。
実は、私も二人目の時に同じ症状に悩まされ、何をしても機嫌が悪く、どうしようもない日が続きました。
そんなとき、1か月健診で【過飲症候群】と指摘され、先生のアドバイス通りにしたらすぐ症状が改善されたのです。
心当たりがあるママは、是非読んでみてください。
※あくまで経験談ですので、心配な方はしっかりと医師の診断を受けてくださいね~
過飲症候群って何やー
過飲症候群とは何なのでしょうか。
まずは、原因を知りましょう。
過飲症候群の原因
過飲症候群とは、つまり母乳やミルクの飲みすぎです。
飲みすぎて苦しくて泣いているのです。
満腹中枢が発達していない新生児は、満腹感がわからず、飲みすぎてしまうそうです。
そのため、満腹中枢が発達する生後2~3か月頃までは注意が必要です。
よく「母乳は欲しがるだけあげる」と言いますよね。
また、泣いてるのはお腹が空いてるからだと思って、ついつい母乳をあげたりミルクを足したりしてしまいます。
苦しくて泣いているのに、さらに足してしまったら逆効果になり、ますます泣いてしまいますよね。
私もそんな様子に気が付くことができずに、たくさんミルクを足して苦しい思いをさせてしまっていました。
では、どんな症状に気を付けたらいいのでしょう。
過飲症候群の症状(サイン)チェックリスト
こんな症状があれば、要注意ですってよ
体重が急激に増える(1日平均50g以上の増加)
生後1か月前後の赤ちゃんは、大体1日30~40gの体重増加が望ましいとされています。
50gを超えているようでしたら、疑ってみてもいいかもしれません。
吐き戻しが多い(溢乳)
赤ちゃんの胃は、くびれがなくまっすぐです。
そのため、ちょっとした動きで母乳やミルクを吐き戻してしまいます。
容量以上の母乳やミルクが胃に入ってくると、口から少しずつ溢れ出す溢乳(いつにゅう)が起こるようになります。
鼻づまりがあり、ぜーぜーしている
口からだけでなく、鼻からも出るため、繰り返すと鼻が詰まり、ぜーぜーするようになります。
うなる・いきむ
お腹が苦しく、うんちを出したいので、うなったりいきんだりするようになります。
お腹がパンパンに張る
何日もたくさんの母乳やミルクを飲むのでどんどんお腹が膨らみ、パンパンになります。
赤ちゃんによっては、でべそになる赤ちゃんもいます。
うんちが泡立っている
水分の多いじゅるじゅるのうんちを何回も出します。
泡立っているケースが多いですが、便秘気味になる赤ちゃんもいます。
ぐずぐずして、泣き止まない
こんな状態がずっと続くから機嫌が悪くて当然ですね。
お腹がパンパンで呼吸も苦しいので、のけ反る様に泣き続けます。
うちの子どものケース
うちの子どもは、見事にすべて当てはまっていました。
ちょうど混合育児をしていたので、飲ませすぎていたようです。
過飲症候群が発覚したのは、1か月健診の体重測定の時でした。
体重測定の時に、裸にしますよね。
その時に、助産師さんに、
この子、カエル腹だね。便秘?
便秘じゃなかったら飲ませすぎよ。
過飲症候群の症状?!カエル腹ってなに?
「カエル腹」とは、要はカエルのようにパンパンに膨らんだお腹のことだったようで、それを指摘されました。
そして、退院時3,006gだった体重が4,500gを超えており、1日に58gの体重増加がありました。
うなりや溢乳が特に多く、授乳後ぎゃーぎゃー泣いていることも多かったです。
過飲症候群の治し方
過飲症候群の対処方法は、どんな方法でしょうか。
母乳やミルクの量を減らす
飲みすぎが原因なので、まず、飲む量を減らすことが最善の方法です。
私の場合、足りないと思って足していたミルクをやめて、母乳だけにしてみました。
「泣いたらすぐ授乳」をやめてみる
母乳だとどれくらい減らしたらいいのかよくわかりませんよね。
今度は逆に足りなくなってしまうのではないかと不安にもなります。
そういった時には、「泣いたらすぐ授乳」をするのを控えましょう。
お腹が空いて泣いているとは限りません。
おむつが汚れているのかもしれないし、
かまってほしいのかもしれない。
暑いのかもしれないし、
寒いのかもしれない。
背中がかゆいのかもしれない。
赤ちゃんの様子をよく見て、抱っこしてあやしてあげたり、授乳以外の方法を探してみましょう。
さいごに
今回は、飲みすぎによって起こる過飲症候群の原因と対処方法をまとめてみました。
まさか飲みすぎが原因だとは思わなく、原因がわかるまで不安がいっぱいでした。
こんな簡単なことだと思わなかったので、知ったときは衝撃でした。
この記事が同じように悩んでいる方の参考になったら嬉しいです。