以前こちらの記事を書きました。
その後、我が家はどうしたのか。
そう!
チャレンジタッチを退会することにしました。
今回はなぜ辞めようと思ったのかについてまとめていきます。
問題を読まなくなった
1番気になるようになったのは、問題を読まなくなった、読めなくなったことです。
チャレンジタッチでは文章が短い問題が多く、時にはその問題すら読み上げてくれます。
問題は記述ではなく選択式の問題がほとんど。
間違えてたら解き直しボックスには入るものの、選択肢さえ覚えて違う答えを選択すれば、大して考えなくても正解できてしまいます。
そこで紙の問題集をやらせると、まあ読めない。
1回読んではみるものの、
わかんない。どういう意味?
こればっかりですよ。
1回音読して読んでみて
と音読を促し読ませてみても、
「あれ?この子こんなに音読詰まったけ?」と気になるようになりました。
結局、現在のテストではネット試験ではなく、紙の試験が主流。
そうなると読めないって結構困るわけです。
チャレンジタッチを始めて数ヶ月、最近学校のテストでも凡ミスが増えてきました。
読まないから聞かれてることと違う答えを勝手に想像で書いて不正解になるんです。
数を聞かれてるのに、人の名前を答えたり。
「この文章が内容になっているか◯か×なのか、バツなら正しい語句に直しましょう」という初歩的なひっかけにもしっかり引っかかって不正解になってくるわけです。
例を挙げたらキリがないですが、初歩的なミスのオンパレードです。
字が超絶汚くなった
元々そんなに字は綺麗な方ではなかったですが、丁寧な字を書く子でした。
しかし、タブレット漬けになると鉛筆を持って字を書くというのが面倒になるようです。(長女いわく)
みみずが這ったような文字とはこのことかと言うくらい、みみずが這ったような文字を書くようになりました。
学校ではしっかり書くから大丈夫と言っていましたが、やっぱり常に綺麗に書く意識をして書かないと文字ってどんどん汚くなってきますよね。
小学生のうちは紙にかかせるって大事なことだと思います。
気づいたら遊んでる?それって勉強してるの?
チャレンジタッチ触っている時間は全て学習しているわけではありません。
毎月なにかしらイベントがあり、毎日の学習分が終わるとミニゲームして遊んでたりします。
ゲーム自体はすぐ飽きてやらなくなるんですが、毎月変わるので結構な時間をミニゲームに費やしてるのではないかと思ってます。
あとチャレンジタッチは画面切り替えの動作がめちゃくちゃ遅くて、待機時間(何もせずにぼーっとしている)が本当に勿体無い。
タブレットのスペックが低いせいでしょうか?
これなら自前のタブレットに有料学習アプリ入れた方が効率的では?といつも思っていました。
我が家はAmazonタブレットでのタブレット学習も行なっているので、自前のタブレットで学習させたいと言う方はこちらの記事も参考に。
圧倒的に演習量が足りてなさすぎる
今回退会の連絡をした際にこう引き留められました。
チャレンジタッチの学習時間を見ていると、
非常に学習されているのでこのまま引き続いて学習を続けてはどうですか?
そうですよ!
めっちゃチャレンジタッチで学習してたんですよ?
それなのに、効果がない、むしろ悪化してると感じてるからやめるんや!と伝えました。
(現実には丁寧な言葉で伝えておりますが…)
親から見てもかなりの時間チャレンジタッチで学習していました。
でも実際に力試しのプリントなどをやらせてみると、ミスが多く、全然身に付いてなかったです。
チャレンジタッチを辞めた最大の理由は、学習時間の割に成果が見受けられないからです。
真面目にコツコツやっていた割には学習できてないです。
チャレンジタッチは数問やったら1日分終わりだし、問題量はめっちゃ少ないです。
じゃあたくさん問題やろうとすると、無駄な時間多すぎて、時間がかかりすぎるのです。
チャレンジタッチ2時間やるより30分プリント学習やる方が多くの問題に触れ合えている気がしてます。
さくさくできるのがタブレットのいいところなのに、全然サクサクやってへんやん!てなりました。
でもそもそも子供に任せっきり、親はノータッチでいました。
それすらも気づかず、チェックしてみて初めて気づいたわけで、やっぱり低学年のうちは見てあげた方が絶対にいいです。
チャレンジタッチのサイトで確認できる時間だけ見るとめっちゃ頑張ってると思いがちですが、問題量としてはそんなに多く取り組んでないと思います。
チャレンジタッチを続ける家庭はお子さんがどんな問題をやっているか、是非一緒に確認してみてくださいね。
それでもチャレンジタッチを気に入っていた理由
これだけいろいろ書いてしまったあとでは信憑性がないかもしれませんが、今回退会するまでには結構悩みました。
特に子供がチャレンジタッチを気に入っていたので、子どもがやめることに納得するまで退会せずに継続していました。
子どもが気に入っていたのがチャレンジEnglishとまなびライブラリーです。
- 電子書籍約1000冊と動画10本以上のラインナップ
- チャレンジパッド以外のスマホ・タブレット・PCでも閲覧可能
- 週間ニュースで時事にも触れられる
- 読書記録がたまる
- 履歴に合わせておすすめを紹介
- 進研ゼミ受講中なら追加費用不要
- 「聞く・読む・話す・書く」の4つの技能の習得可能
- レベルチェック機能で自分のレベルが確認できる
追加料金なしでこれらのコンテンツを利用できるというのはとてもお得だと思います。
価格の変動があるため、詳しい料金は記載しません。
公式サイトをチェックしてください。
チャレンジタッチと一緒に比較されるスマイルゼミにはまなびライブラリーはなく、英語も追加料金がかかったはず。
読書好きのお子さんや、ちょっと英語もやらせてみたいと思っている方にはおすすめコンテンツです。
長女がチャレンジEnglish続けたいし、まなびライブラリーも活用したいと言い続けたので契約を継続しましたが、代わりになるコンテンツを探すということで折り合いをつけました。
こんな感じでつらつらと書きましたが、以上がチャレンジタッチを続けてみた感想です。
チャレンジタッチをおすすめするのはこんな子!
我が家的には物足りないという結論になりましたが、チャレンジタッチ自体はとてもいい教材だと思うし、チャレンジタッチが合う子もたくさんいると思います。
今契約しようか悩んでいる方は、目的を明確にしてみると子供に合うかどうかわかると思います。
例えば、
- 子どもが勉強嫌い
- 子どもに学習習慣をつけたい
- とにかく子供の学習を見てあげられない
というお悩みがある家庭ならば、チャレンジタッチはぴったりだと思います。
反対に、
- 応用問題を中心にやらせたい
- 中学受験を考えている
- いろいろな問題に触れさせたい
と考えているならば、チャレンジタッチだけでは物足りないので、チャレンジタッチにプラスして他の教材をする必要が出てくると思います。
チャレンジタッチにも応用問題があり、カスタマイズできると明記されていますが、特段難しい問題はありません。
あくまで基礎部分の学習しかできないと感じました。
しかし、例えば学校の授業内容に合わせたものをチャレンジタッチで学習し、応用問題は別の教材を使用すると言う手もあります。
とはいえ、合うか合わないかはやってみないとわかりませんので、ちょっとお試しでやってみるといいと思います。
チャレンジタッチは6か月以上受講しないとタブレット代を払わないといけませんが、チャレンジタッチを返却すれば1か月のみ受講可能な時期があります。
\ まずは資料請求できます /
そういったキャンペーンを活用してお試しするのがいい方法ですね。
私的には、学校の授業はチャレンジに任せるなら、なにかもう一つ市販のドリルなり、他の通信教育なりを併用することをおすすめします。
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